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廃棄カツ横流しが与える影響 [社会]

カレーレストランが製造したが、廃棄する予定で産廃業者に廃棄を依頼していた冷凍ビーフカツ、約4万枚が
産廃業者によって横流しされ、一部のカツは仲介業者を経てスーパーの店頭に並んでいた事が明らかになりました。

記事によると、産廃業者が原因であることは間違いないものの、転売されたスーパーはカレーレストランの箱に入っていた
商品を見て、レストランのブランドを信用して購入したとの事であり、事実であれば”善意の第三者”になる。

これらの内容から言えることは、「全てはお客様の為に」という商売の基本が守られていただろうか、という点が
問われると思います。
カレーレストランは、商品を廃棄委託する際、今回のように意図しない転売を防ぐために、商品を原型を留めない形に粉砕し廃棄する必要があったのではないか。
産廃業者は、お客様、つまり今回はカレーレストランの委託をしっかり遂行しなかったことを反省するべきではないか。
また、仲介業者は、なぜカレーレストランが自社店舗で使用する目的で作られた食品が商品として売られているのか、をチェックすべきではなかったか。
そして、善意の第三者とはいえ、販売したスーパーは”お客様に売ってもよい品質を持った商品であるか”をしっかり確認する。

それぞれの会社がそれぞれ立場は違えど、”お客様”に対する意識を高く持って自分たちの信念に基づいて動いていれば
今回の様な出来事は起こらなかっただろうと思われることが非常に残念です。

今回の出来事を受け、当事者となる各社の信頼が失われたことだけではなく、今回の出来事に全く関係ない食品会社やスーパーなどに対しても、
「その商品は本当に大丈夫なのか」という疑念を消費者として抱かなく行けなくなったことは事実だと思います。

普通に店頭に並んでいて、消費期限や賞味期限が商品に印字されていたとしても、それは本当だろうか、という心配の種が芽生える様に思います。
それだけたくさんの会社や人たちが携わっている商品というものが、それぞれの信頼によって成り立っている、という事を再認識させる出来事でした。

安心した食生活を送る為に、それぞれがベストを尽くすことは非常に大切だと思います。




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