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特殊詐欺の新手法、まったく世も末ですね。 [社会]

オレオレ詐欺の注意を呼びかける運動が広がり、金融機関などでも特にお年寄りがATMを操作したり、
大金を引き出したりすることに職員などが留意することが一般的になっていますが、やはりイタチゴッコで、
詐欺グループはいろいろな新手を考えてきます。

大金を引き出すときに行員から理由などを尋ねられた場合は「改築費用です」などと答えるよう指導までしたり、
劇場型詐欺では何人もの詐欺師が入れ替わり立ち代りに電話の向こうでそれぞれの役を演じて騙したりと、
こんな想像力を犯罪になど使わず別な真っ当な仕事で発揮したら、おそらく社会的にも相当に成功するのでは
ないかと思ってしまいます。

最近は振り込みによる現金搾取が難しくなってきたのか、被害者宅やどこかに呼び出して「受け子」と
呼ばれるメンバーが直接現金を受け取るやり方も多くなってきたようです。
しかも、この「受け子」役にバイトを雇って、詐欺の大元は安全圏に隠れているというパターンが多いようです。

今回のニュースでは、「受け子」は犯罪グループの一員だったようですが、驚いたことに自分たちの仲間である
はずのこの「受け子」を更に「取り子」と呼ばれる別のメンバーに襲わせるという驚愕の手口が判明しました。

つまり「受け子」が被害者から現金を受け取って詐欺が成功したのち、「受け子」から「取り子」がこの戦利金を
強奪するというのです。
正に共食いとも言えるような、犯罪者グループの残忍なまでのやり方が表に表れた形です。

詐欺の元締めにとっては現金を懐にし、更に「受け子」に取られた現金分の負債を負わせて、
今度は「受け子」を恐喝するという何とも恐ろしい手口です。

「盗人の仁義」などという変な言葉がありますが、今回のニュースはそれにも悖る所業だとただただ驚くばかり
です。

更に、今回のニュースの「取り子」役が早大生というのも驚きで、しかも「犯罪者を襲っても犯罪にはならない」
などと「盗人にも三分の利」的な屁理屈を言い立てているに至っては、最高学府で一体何を勉強しているんだ、
と怒りさえ覚える人も多いのではないでしょうか。

引用サイト:http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160202-00000096-san-soci




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