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漁網に引っかかったオットセイ無事保護 [社会]

殺伐としたニュースが多い今日この頃ですが、今朝ほっと心温まるようなニュースを読むことができました。

それは今月14日から続いているお話です。青森県はおいらせ町の海岸に首に漁網が絡まったオットセイが現れるようになり、それを17日になって青森県営浅虫水族館の職員が保護し網を外してやったというニュースです。二度目の挑戦で無事に捕まえることができたのだそうです。オットセイはこれからこの浅虫水族館で傷の治療を受けることになりました。「健康にして、海へ帰してあげたい」という職員の方、本当によくやってくださいました。オットセイに代わってお礼を言いたいところです。これからも応援させていただきます。

オットセイのケガは、首の部分の肉がえぐれて毛がなくなっているとのこと。痛かったし、動きが取れずつらかったことでしょう。傷は可能していない様子なので大丈夫そうだが、治療には少なくとも1か月はかかるだろうという飼育員の方のコメントが出ていました。この海岸の釣り人もこのオットセイを見かけてかわいそうに思っていたそうですが、やはり野生の生物を捕まえるとなると難しいことです。そこで水族館の方の出動になったわけですね。海獣の扱いにかけてはプロフェッショナル。さすがのお手際でした。たいへん心強いことです。

このニュースは海外でもさっそく動画をつけて(字幕付き)紹介されていました。本日のネットで一番先に見つけたのはカナダでのニュースでしたが、日本人が傷ついたオットセイを保護した様子をご覧くださいという英語のキャプションとともに、職員の方がオットセイに近づいていくところが流れていました。

とくに欧米のニュースでは、しばしば日本の捕鯨問題やイルカ漁問題が取り上げられます。捕鯨問題は奥が深いことなので、何が正しいのかなんて簡単には言えないはずです。でも毎度毎度派手に騒ぎ立てられて、中には日本人は野蛮なのだ、民度が低い、などという短絡的なコメントも珍しくありません。だからこのニュースをもっと世界に伝えてほしいと思っています。




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