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これは氷山の一角かもしれない冷凍カツの横流し [社会]

先日から騒がれているビーフカツの横流し事件だが、どうやら事件はもっと大きくなりそうですね。
今回のニュースでは、同じ産業廃棄物処理業者がビーツカツに加え、チキンカツも食品関連業者に
横流ししていたと聞き、正直呆れ返ってしまいます。

そもそもこれら冷凍食品はCoCo壱番屋などの大手外食産業が産業廃棄物として廃棄業者に処理するように
依頼しているものだというのに、悪知恵がこんなところで働くなんて、企業役員の倫理問題ですよね。
今回の事件はたまたま岐阜県で発覚したものの、おそらく同じ手口でボロ儲けを出している企業が
他にもあるように思います。日本人は他国、とりわけ中国などでこのような事件が起きた場合、
徹底的に非難する傾向があるように思えますが、日本国内でもこんなことがされているのだから
他国を避難する権利なんてないかもしれませんね。

日本国民としてとても残念なニュースです。しかし、このニュースで注目しなければいけないのは、
この不正処理をした産業廃棄物処理業者だけが悪いということではないでしょう。

そもそも「なぜ産業廃棄物処理業者が冷凍カツを売るのか」ということに疑問を抱く必要が
あるのではないでしょうか。
つまり、その産業廃棄物業者から実際にカツを購入した企業がある、というのがひっかかります。
やはりこれら企業においても倫理観が低いとしか言いようがありません。

なんだか今回のこのカツ横流し事件を聞いたとき、「人ってやっぱり怖いなぁ。お金儲けの
ことばかりを考えて倫理を無視する人がこんなにいるんだ」と心が痛くなりました。

企業はもちろん利益追求のために経営をしているのは確かでしょう。
しかし、それと同時に、とくに消費者に直接直結している商品などに関わる業者は、
とりわけ安全面、企業倫理、社会貢献など、利益追求以外の面にも最大限の注意を払い、
経営していく必要があるのではないでしょうか。横流し事件だけでなく、
どんな企業においても道を外れた悪事を働いている思想というのは、いずれ必ず発見され処罰される、
ということを経営陣は肝に銘じておく必要があるでしょうね。




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